日々のリフレクション

小学校教員の日々の実践ブログ 〜リフレクション〜 

始めました

自由と自由の相互承認

ブログ始めました。

このブログでは、日々の実践をリフレクションしたいと思います。

 

第一弾は、このテーマについてのリフレクション・・

 

先日、風越コラボ キックオフイベントに行ってきました。

多様な方々の集まりで大いに刺激になりました。

イベントでは、午前中 Most likely to succeed の上映会があり、

午後は、一つのテーマについてワールドカフェで対話を行うというものでした。

そのテーマは、「一人一人の「生きたいように生きたい」(自由)を実現させるには

どうしたらよいでしょう? また、その「相互承認」は、どうすれば可能になるでしょ

う?」というものでした。

http://kazakoshi.jp/e-colab/

 

普段、私自身が大切にしていることを改めて考える機会があって、とても有意義な時間

を過ごすことができました。

私自身としては、このことについては、以下のように考えています。

 

それは、「質の高い経験を積み重ねること」「質の高いリフレクション」

そのことで、可能になるのではないかと・・

多くの経験を通し、自身を見つめる目をもつことで、生きたいように生きる自分を見つ

けることができ、また、リフレクションを積むことで、自己理解、他者理解を含め、相

互承認ができると思っています。

 

「質の高い経験を積み重ねること」については、学校、家庭を通じて、多くの失敗も

含め、数多くの体験を積み重ねることが大切であると思います。

学習面(授業)においては、苫野さんが言われている

「個別化」、「協同化」、「プロジェクト化」を進めています。

このことについては、また、別の機会に書いていきたいと思います。

 

また、「多様な価値観の出会い」がこの中で大切であると思っています。

一つは、多様な大人との触れ合い・・・

総合的な学習で、社会との繋がりを含めた学習等。

もう一つは、従来の価値観への揺さぶり

クラスの子どもたちの価値観を揺さぶることが大切であると思っています。

具体的に言うと、「みんな同じからみんな違う」に気づくこと。

対話を重ね、価値観に気づいていくことが大事であると思います。

 

次に「質の高いリフレクション」についてですが、

リフレクションの有用性については、大事と捉えられていますが、リフレクションの

質、リフレクションの質を上げていくことについては、議論が少ないように思っていま

す。

リフレクションの質が上がらなければ、良質な経験を積んでも、概念化ができず、

成長が止まってしまうと思います。

このことについて、私は、自己内対話を進める上で、感情にアプローチすることと、

多くの問いを持つことが大事であると思います。

このことについても今後、書いていきたいと思います。

 

私は、この二つの

「質の高い経験を積み重ねること」「質の高いリフレクション」

が自身の教育の実践の両輪だと考えています。

 

ただ、この実践が軌道に乗るには、子供達が、安心安全な場で学ぶという環境面の設定

が大事であると考えてます。

次回は、この環境面のことについて書いていきたいと思います。